【女性の平均年収】年代別・職種別ランキング|年収アップする方法とは?
働く女子たちのお楽しみと言ったら、やはり毎月のお給料日。そして気付いたらあっという間になくなってしまうのもお給料です。「あんなに頑張って働いたのにたったこれだけ?!」という経験を誰でも一度はしたことがあるかもしれません。
貯金をしたいけど毎月ギリギリ…「私の手取りなんだか少ない気がするけど、これって普通?」「同世代の年収って一体どれくらい?」「みんなボーナスはいくらもらっているのかな?」周りに聞いてみたいけれど、どんなに親しい間柄でもお金に関する話題は意外と話しにくいものです。
そこで今回は、同世代の年収事情や、年収の高い職業や職種のほか、年収を上げる具体的な方法まで、みなさんが普段聞きたくても聞けない年収にまつわる情報について、詳しく紹介します。
目次
1.女性の年代別平均年収は?
平成27年の民間給与実態統計調査によると、民間企業の会社員(パートを含む)が1年間にもらった給料の平均年収は421万円です。このうち女性の平均年収は一体どれぐらいなのでしょうか。
日本全国で働く20代~50代女性の平均年収を年代別に見てみましょう。
年代 | 平均年収 | |
---|---|---|
女性年収の平均 | 男女総合の年収平均 | |
20代 | 319万円 | 346万円 |
30代 | 386万円 | 455万円 |
40代 | 423万円 | 541万円 |
50代 | 445万円 | 661万円 |
2017年の女性の平均年収を見てみると、男女総合の平均年収と比較すると、どの年代においても圧倒的に下回っています。そして50代になるとその差はなんと200万円以上もの開きが出る結果となりました。
共働き世帯は別として、女性は結婚をすると夫の扶養内で働いたり、時間に融通が利くパートやアルバイトなどの非正規雇用で働く人が多いので、男女の年収差に反映されているとも考えられます。
しかし例えそれが理由だとしても、男性と女性の賃金格差は、正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど、いかなる雇用形態であっても仕事を持って働く女性たちにとって非常に悩ましい現実です。
2.20代の平均年収を詳しく知りたい!
2017年の統計調査結果では、働く20代女子の平均年収は319万円でした。では20歳~29歳の年齢別だと、平均年収はいくらになるのでしょうか。
2-1.20代女子の平均年収はどれくらい?
統計調査によると20歳~29歳を年齢別に分けた平均年収では、20歳と29歳の間にはなんと111万円もの年収差があることが分かりました。
20代前半は働き始めたばかりの期間なので多くの報酬は見込めませんが、この期間にしっかりとスキルを身に付けて磨いてきた人は、20代後半になると大きく年収がアップする時期でもあり、そういった理由がグラフにも反映され、年齢を追うごとに右肩上がりとなっています。
また20代後半ともなると、中には急激に実力を身に付け、実績や結果評価を上げさらに条件や待遇の良い会社に転職する人も珍しくありません。
このことからも20代後半で大幅な年収アップのチャンスを掴むには、20歳からの約10年をいかに有効に過ごすかが重要であるとも言えます。そのため、例え最初に貰えるお金が少なかったとしても、自分が成長できる仕事を選ぶことが大切です。
2-2.20代で平均年収が高い職種は?
20代で平均年収が高い職種第1位は、投資銀行業務の627万円です。2位は運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)の566万円で、金融系の専門職が1位と2位を占めていることがわかります。
続いて3位は戦略・経営コンサルタントの559万円、4位は会計専門職・会計士の547万円で、コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人の専門職も同時にランクインしています。5位は営業の518万円で、上位5位の職種はいずれも平均年収が500万円以上という結果でした。
2-3.20代で平均年収が高い業種は?
20代で平均年収が高い業種の第1位は、投信/投資顧問の539万円で、平均年収が高い職種同様に金融がトップとなりました。2位はたばこの536万円、3位は財務/会計アドバイザリー(FAS)の457万円、4位は医薬品メーカーの439万円、5位は総合電機メーカーの431万円という結果で、2位と5位にメーカーが2業種もランクインしているのが特徴です。
3.30代の平均年収を詳しく知りたい!
2017年の統計調査結果では、働く30代女子の平均年収は386万円でした。では30歳~39歳の年齢別だと、平均年収はいくらになるのでしょうか。
3-1.30代女子の平均年収はどれくらい?
30歳~39歳を年齢別に分けた平均年収グラフを見てみましょう。20歳~29歳の年齢別平均年収グラフと比べてみると何が違うのでしょうか?
女性は30代になると、結婚する人、働き続ける人、など生き方の選択肢に伴い、働き方にもさまざまな違いが生じ始めます。
20代からそのまま同じ職場で仕事を続ける人、ライフバランスを取りやすい会社へ転職したり、結婚や出産のため一時的に休職する人。そしてライフイベントが一段落した30代後半に再び復職する人や、正社員を辞めて、時間に融通の利くアルバイトやパートタイムで働く人も増えはじめます。
そのため、30代女性の多くは年齢を追うごとに年収が右肩上がりではなくなり、ライフスタイルによって年収にばらつきが出てくることが、そのままグラフにも反映されているのです。
3-2.30代で平均年収が高い職種は?
30代で平均年収が高い職種第1位は、20代と同様、投資銀行業務の1155万円です。しかし同じ職種の1位でも20代と比べると年収差は600万円以上もあり、10年間の間に年収が2倍以上にアップしていることが分かります。
続いて2位は戦略・経営コンサルタントの854万円、3位は運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)の834万円、4位は営業(証券)の719万円、5位は営業(医薬品メーカー)の699万円という結果でした。20代同様に金融は上位を独占していますが、30代では2職種の営業が4位と5位にランクインしていることからも、「営業女子」が人気のある仕事である理由がわかります。
3-3.30代で平均年収が高い業種は?
30代で平均年収が高い業種の第1位は、証券会社の720万円で、平均年収が高い職種同様に金融がトップとなりました。2位は投信/投資顧問の678万円、3位は信託銀行の661万円、4位はたばこの619万円、5位は財務/会計アドバイザリー(FAS)の614万円で、1位から5位は全て年収600万円以上という結果でした。
4.1位は東京都!全国女子の平均年収ランキング
これは日本全国で働く女子たちの2017年 都道府県別平均年収ランキングです。
順位 | エリア | 平均年収 | 順位 | エリア | 平均年収 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 東京都 | 389万円 | 25位 | 広島県 | 319万円 |
2位 | 神奈川県 | 360万円 | 26位 | 宮崎県 | 319万円 |
3位 | 千葉県 | 344万円 | 27位 | 岐阜県 | 318万円 |
4位 | 埼玉県 | 336万円 | 28位 | 高知県 | 318万円 |
5位 | 茨城県 | 335万円 | 29位 | 福島県 | 316万円 |
6位 | 静岡県 | 335万円 | 30位 | 佐賀県 | 316万円 |
7位 | 徳島県 | 333万円 | 31位 | 青森県 | 315万円 |
8位 | 群馬県 | 332万円 | 32位 | 香川県 | 314万円 |
9位 | 大阪府 | 331万円 | 33位 | 奈良県 | 313万円 |
10位 | 兵庫県 | 331万円 | 34位 | 福岡県 | 312万円 |
11位 | 京都府 | 328万円 | 35位 | 岡山県 | 311万円 |
12位 | 愛知県 | 327万円 | 36位 | 熊本県 | 311万円 |
13位 | 山口県 | 327万円 | 37位 | 和歌山県 | 310万円 |
14位 | 栃木県 | 326万円 | 38位 | 長崎県 | 308万円 |
15位 | 富山県 | 326万円 | 39位 | 愛媛県 | 307万円 |
16位 | 福井県 | 326万円 | 40位 | 北海道 | 306万円 |
17位 | 長野県 | 325万円 | 41位 | 山形県 | 306万円 |
18位 | 岩手県 | 324万円 | 42位 | 石川県 | 306万円 |
19位 | 三重県 | 324万円 | 43位 | 秋田県 | 305万円 |
20位 | 鳥取県 | 323万円 | 44位 | 鹿児島県 | 304万円 |
21位 | 山梨県 | 322万円 | 45位 | 大分県 | 303万円 |
22位 | 宮城県 | 320万円 | 46位 | 新潟県 | 301万円 |
23位 | 滋賀県 | 320万円 | 47位 | 沖縄県 | 301万円 |
24位 | 島根県 | 319万円 | 全国女子の平均年収 | 321万円 |
結果は1位が東京都の389万円、続いて2位が神奈川県の360万円、3位が千葉県の344万円となりました。トップ10には北関東含む関東7エリアが占め、関西では9位に大阪府、10位に兵庫県がランクインしています。また最下位は沖縄県の301万円で、東京都と比べると年間88万円もの差が。
このように比べると、首都圏で働く女性と地方都市で働く女性には大きな格差があるかのように見えます。しかし47都道府県の平均年収はどこの地域も300万円代で、首都圏エリアであっても400万円を超える都市は一つもありませんでした。
総じて全国女子の平均年収が321万円という結果からも、日本全国の女性たちにとって、高い報酬を得ることはいかに難しいことであるかがわかります。
5.1位は金融系!女子の職種別平均年収ランキング
続いて、働く女子の職種別平均年収ランキングを見てみましょう。
2017年度 職種分類別年収ランキング(女性)
順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人) | 536万円 |
2位 | 企画/管理系 | 439万円 |
3位 | 技術系(IT/通信) | 401万円 |
4位 | 技術系(電気/電子/機械) | 392万円 |
5位 | 営業系 | 379万円 |
6位 | 技術系(メディカル/化学/食品) | 363万円 |
7位 | 技術系(建築/土木) | 358万円 |
8位 | 金融系専門職 | 354万円 |
9位 | クリエイティブ系 | 345万円 |
10位 | 事務/アシスタント系 | 314万円 |
11位 | 販売/サービス系 | 295万円 |
「職種分類別」とは「世の中の職業を大きく分類したものの総称」のことです。
職種分類別に見たときの平均年収第1位は、コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人などの専門職で536万円という結果でした。そしてトップ10内には技術系職種が4つも占めています。
またCADを扱う「設計」の分野も、職種分類では技術系です。そう考えながら表を見てみると、4位の技術系(電気/電子/機械)には機械設計、7位の技術系(建築/土木)には建築設計と、CADを使う職種はどちらの分野であっても上位にランクインしていることがわかります。
続いて、職種別の年収ランキングを見てみましょう。
2017年度 職種別年収ランキング(女性)
順位 | 職種名 | 職種分類 | 平均年収 |
---|---|---|---|
1位 | 投資銀行業務 | 専門職 | 672万円 |
2位 | 運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト) | 専門職 | 600万円 |
3位 | 戦略・経営コンサルタント | 専門職 | 588万円 |
4位 | 営業ーCRO/SMO/CSO | 営業系 | 579万円 |
5位 | 会計専門職・会計士 | 専門職 | 571万円 |
6位 | プロジェクトマネジャー | 技術系 | 562万円 |
7位 | 知的財産/特許 | 企画/管理系 | 538万円 |
8位 | 営業ー医薬品メーカー | 営業系 | 530万円 |
9位 | 法務 | 企画/管理系 | 530万円 |
10位 | ITコンサルタント | 技術系 | 517万円 |
11位 | 医薬品開発薬事 | 技術系 | 508万円 |
12位 | 研究開発 | 技術系 | 506万円 |
13位 | IT戦略・システム企画 | 技術系 | 505万円 |
14位 | データアナリスト・データサイエンティスト | 企画/管理系 | 496万円 |
15位 | 薬剤師 | 技術系 | 494万円 |
16位 | 臨床開発/治験 | 技術系 | 494万円 |
17位 | リサーチ/市場調査 | 企画/管理系 | 494万円 |
18位 | プリセールス | 技術系 | 491万円 |
19位 | 経営企画/事業企画 | 企画/管理系 | 483万円 |
20位 | マーチャンダイザー | 販売/サービス系 | 477万円 |
こうして職種別に見てみると、金融系の専門職である投資銀行業務の672万円が、はるかに群を抜いて1位となりました。
そして2位は金融系専門職の運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)で600万円、3位は専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)の戦略・経営コンサルタントで558万円、4位は営業系の営業-CRO/SMO/CSOで579万円という結果に。
そしてトップ20内には、金融系含む専門職が4職種、技術系職種が8職種もランクインしていることからも、女性にも専門性の高い資格やスキルが必要とされていると言えます。/p>
この表からも、女性であっても求められるスキルや仕事内容に、ますます専門性が高まるにつれ、年収も上昇する傾向にあることがわかります。
この表にはありませんが、女性看護師の2017年平均年収は概算479万5000円でした。
この年収額は、上のランキングと照らし合わせても、かなり上位であることがわかります。また手当込みの平均給与は33万7000円、年間ボーナスの平均も82万6600円という結果でした。
看護師という仕事は、経験を積みながら、1つの専門職で長く働きたい女性に根強い人気があります。看護師は全国的にも平均年収の高い職業で、なおかつキャリアがそのまま年収に反映されやすいのも特徴です。
6.働く女子のボーナス平均額はどれくらい?
働く女子たちにとって最も気になるボーナス。その平均額とは一体どれくらいなのでしょうか。
雇用形態別に見たボーナス平均額は、正社員が平均48.6万円、契約社員が平均17.8万円、派遣社員が平均0.7万円でした。
またボーナス支給額が10万円未満の割合は派遣社員が約98%、契約社員が約64%も占め、正社員であっても50万円以上のボーナスをもらえる人は全体の約40%程度と、統計では少し低めの平均結果となりました。
7.年収をアップさせるためにできること
では年収を今よりもアップさせるためには、一体どんな方法があるのでしょうか?ここでは5つの具体的な方法を紹介します。
7-1.昇進・昇格を目指す
今の会社に勤めながら確実に年収を上げるためには、昇進して今より上のポジションを目指すことです。それには今以上のスキルを身につけ、勤続年数の実績を積みながら、仕事の業績を評価してもらう必要があります。
また、さらなる昇格を目指し、管理職へのステップアップを希望するには、周りの人に働きかける力があるか、会社のお金の管理を安心して任せられるか、問題解決がスムーズにできるかなど、会社からの信頼を得た上である一定の評価基準を満たしていなければなりません。
それにはとても時間もかかり、ある程度の忍耐強さも必要となります。しかし近年、新規プロダクト開発やマーケティングなどの管理部門での採用ニーズが高まったことから、医療分野やメディカル業界の他、外資系企業を中心に、女性管理職の登用を進んで行う企業も増え始めています。
そのため女性が昇進・昇格を目指すなら、女性の活躍度が高い職種の方が成功する可能性が高いかもしれません。
7-2.営業職・専門職・技術職へ異動する
今の会社にある程度満足していて転職することまでは考えていない人は、給料の高い部署への異動を検討することも一つの方法です。
多くの企業では部署によって給料が異なります。例えば営業職であれば歩合給を採用していたり、ノルマ達成に対して報奨金やインセンティブがもらえる場合もあり、また専門職や技術職の場合は、基本給にプラスして能力給や資格手当などがもらえる場合があるからです。
ただし給料が高いということは、それなりの知識や技能が必要であったり、職種によっては労働時間が長くなる可能性もあります。
そして異動希望を出すということは、同時に「現状に不満がある」と捉えられる可能性もあるため細心の注意が必要です。そのため異動を申し出る際は、自分の意志や気持ちだけではなく、自分が異動した場合にどんなことを会社へ貢献できるか?というメリットも交えながら、焦らず時間をかけて誤解のないように交渉しましょう。
また現在、一般事務で働いているという方は、事務系専門職へのステップアップを目指すしてもよいでしょう。
7-3.資格を取得する
今の仕事を続けながら、すぐに実行できる方法の一つに資格取得があります。
資格試験にはさまざまな種類がありますが、一発合格が難しい「難関資格」といわれるものほど高い年収がもらえる職種に就ける可能性もアップします。
難関資格は独学で学ぶことはほとんどの場合難しいので、多くの人がスクールや学校に通って習得することになります。
そのため学費がネックとなりますが、企業によっては資格取得のための費用を援助してくれたり、資格試験に合格すると資格手当や祝い金・奨励金を給付してくれる場合もあります。
こうした制度を有効に利用するためにも、もし資格取得を考えているのなら、会社にどのような支援制度があるのか、まずは確認してみるとよいでしょう。
またこれは資格ではありませんが、社会人としてどの会社でも通じるマナーを身に付ける「ビジネスマナー検定」を受けたり、これから英語を使う仕事にも対応できるよう「TOEIC」のスコアを上げるなども、将来的な年収アップに役立つかもしれません。
7-4.転職をする
今の仕事をがんばって続けたとして、どうやっても年収をアップさせることが難しい場合は、思い切って転職も検討してみましょう。
転職には2種類あります。
一つは今より仕事の幅を広げスキルアップしたい、もっと高いポジションを目指したい、今以上の年収アップを目指したいなら「キャリアアップ転職」です。
同じ職種への転職であれば、一貫性のある技能や技術、実務経験が評価されやすく、転職をきっかけに年収アップを図ることも十分に可能ですがまた日本の企業は月給が上がりにくい代わりにボーナスの支給金額で年収を調整する傾向にあります。
したがってボーナスの支給がない会社は年収も上がりにくいため、キャリアアップ転職で年収アップを考える場合は、職種の実務経験の強みを活かした上で、かつボーナスがしっかり支給される企業を選ぶのも一つの方法です。
もう一つは、未経験の職種へゼロから挑戦する「キャリアチェンジ転職」です。
全くの未経験から何もかもが初めての異業種へ、たった一人でキャリアチェンジを目指すのはとても大変です。そのため、就業するまでしっかりとサポートしてくれる転職エージェントを利用するのもおすすめです。
転職エージェントは転職希望者の価値を高めてくれるプロです。求人の紹介だけでなく、面接のポイントを添削してくれたり、中には無料で目指す職種に必要な知識や技術を教えながら、正社員としての就職を支援してくれるところもあります。
転職活動に無駄な時間を取られないためにも、自分の望む専門職種に強く、手厚いサポートが受けられる転職エージェントを探してみるのもよいでしょう。
7-5.副業をはじめる
今すぐ収入を増やす一番早い方法は副業です。帰宅後や休日などの空いた時間を有効活用し、昼間の仕事を続けながら給料以外の副収入を得ることができます。
また副業を始めると、本業だけでは得られない経験ができたり、新しい人脈も広がります。
そのため本業以外にやってみたいことがある人は、転職をしなくても興味のある仕事に挑戦できて収入源も増えるので一石二鳥です。さらに楽しみながら経済的にも安定できるというメリットがあるため、こうした働き方をする人が近年増加しているようです。
しかし中には副業NGの会社も多く、会社のルールに反して副業を始めてしまうと罰せられる場合もあるため、副業を始める前には事前にしっかりと会社の就業規則を確認するようにしましょう。
もし会社が副業OKであれば、だれでも手軽に始められるのがパソコンを使った在宅副業です。中でも最もかんたんな在宅副業は、アンケートモニター、データ入力、テープ起こし、試験答案の添削・採点などがあります。
また専門知識と技術が必要にはなりますが、図面を描くソフトである「CAD(キャド)」が使えると、空いた時間に自宅で製図の仕事ができ、他の副業と比べても比較的高収入を得ることが可能です。
副業にも色々ありますが、本業に影響が出ることなく、気持ちに余裕をもって楽しめる仕事を選んではじめてみましょう。
8.まとめ
たとえ年収がアップしても計画性を持たずに使ってしまったり、生活水準を上げたいがために贅沢ばかりをしていれば「もっとお給料があれば」「年収が足りない」という状況に再び逆戻りしてしまいます。
このように年収アップに成功しても高い生活水準をキープすることはなかなか難しいものですが、誰でも今すぐかんたんに生活水準を上げる方法があります。
それは自分が満足する生活水準を少しだけ下げてみることです。
お給料を増やすことだけを考えるのではなく、今のお金の使い方を見直してみたり、今ある仕事や今の生活に少しでも幸せを見出せれば、今の仕事や生活に満足を得ることができるようになるかもしれません。
その上で年収アップのためにできることを無理なく始めれば、お金にも気持ちにもゆとりができ、きっと今以上に豊かな生活が送れるでしょう。
関連記事:
・年収500万円以上の女性像を知りたい!職業・生活・共通する特徴とは?
・女性でも実現可能!年収1000万円以上を目指せる女性になるには?
・CADオペレーターの平均年収は?年齢・働き方・エリア別に徹底比較