【CAD利用技術者試験】過去問で独学合格!短期間で必ず受かる勉強法

【CAD利用技術者試験】過去問で独学合格!短期間で必ず受かる勉強法

2次元CAD利用技術者試験2級試験は、実は独学でも十分に合格が可能。難易度も低めなので、勉強方法のコツさえ分かれば意外と簡単に取得できます。そこで今回は、毎日忙しい方でも必ず試験通過できるよう、効率的な学習方法と短期集中で過去問を解くカギを徹底解説。必読テキストの他、CBT試験の注意点など有益な情報が満載です。継続できないと悩む必要はもうありません。就職も有利になる人気資格なので是非トライしてみましょう!

1.CAD利用技術者試験とは?どんな仕事に役立つ資格?

「CAD利用技術者試験」とは、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会が主催する資格試験のことです。

この試験では、CADシステムに関する基本的な知識から実技までを体系的に学習することができます。また試験内容は、建築・機械の2分野に分かれ、さらに2次元CAD・3次元CADの2部門に分かれているので目的の分野に特化した資格を取得することが可能です。

さらに各部門は、それぞれ次のような等級別に分けられています。

部門 2次元 3次元
等級 2次元CAD1級 3次元CAD1級
2次元CAD2級 3次元CAD準1級
2次元CAD基礎 3次元CAD2級

今の自分のスキルレベルに合った試験を無理なく選ぶことができるので、初心者の方や未経験の方にとっても安心です。

中でも「2次元CAD2級」は、CAD作図の基本知識がすべて学べるので、これからCADオペレーターを目指す方にとっては特におすすめ。

建築や土木、機械や電気、アパレルメーカーなど、設計が必要な幅広い業界で活かせる知識を身に付けることができるので、働く業界の選択肢も増え活躍の場も広がります。

CADシステムを扱う仕事は、建築士や設計士、機械や自動車の設計技術者、インテリアコーディネーター、洋服のパタンナーなど多種多様。みなさんの多くは、こうした技術者が働く職場で「CADオペレーター」として設計補助を担当することになるでしょう。

そんな環境で働く時、この資格を保持していれば、CADシステムへの理解度を明確に示す証にもなります。

CADの実務経験が浅いの方であれば、求人応募する際も企業に対してやる気と熱意をアピールする効果もあるので、なおのことおすすめです。CAD未経験者の方であっても、将来的に設計業界の就職を目指すに方にとっては大変有利な資格なので、この機会に是非チャレンジしてみましょう。

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2.難易度は意外と低め!独学で学習する時のポイント3つ

このように自分のスキルに合わせて受験レベルを選択できるCAD利用技術者試験ですが、中でも一番おすすめの等級が「2次元CAD利用技術者試験2級」です。

最初は「2次元CAD基礎」を目指した方がいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実は2級もそれほど難易度が高い資格ではありません。

しかも学習のポイントとコツさえ掴んでしまえば、独学で合格を狙うことも十分可能です。それにせっかく勉強するのなら最初から2次元2級を目指してしまった方が、勉強時間だけでなく受験料の節約にもなるのでまさに良いこと尽くめ。

さらに試験対策をしながら、実務で役立つCADの基礎知識が学べるので、未経験者や初心者CADオペの方にとってはまさにうってつけの資格というわけです。

2次元2級資格がいかにみなさんにとって有意義な資格であるか、お分かりいただけましたか?それではさっそく、独学で試験対策勉強をするための方法を一緒にチェックしていきましょう。

まず、独学で学習するときのポイントは次の3つです。

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2-1.理解できない専門用語がないようにしておく

まず大切なのは、理解できない専門用語を無くしておくことです。

CADは設計知識の他、パソコンについての知識も必要です。普段あまり耳にしないような専門用語も頻繁に出てくるで、書かれている言葉の意味が分からなければ試験問題を解くことができません。

また試験問題の前半では、CADシステムに関する専門用語の穴埋め問題も多く出題されます。そのため、、ここですらすらと解答を埋めることができれば、後半の製図問題に時間を割くことができるので、制限時間を適切に配分することができるようになります。

公式のガイドブックには巻末付録として、専門用語集が用意されています。もしテキスト内で分からない単語があれば用語集ですぐに調べ、単語帳などを使って空いた時間に反復学習しておきましょう。

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2-2.過去問をひたすら繰り返して解く

実際に過去問を解くことは、自分の実力を測るだけでなく、どこが苦手なのかといった弱点を見つけるチャンスにもなります。

テキストの内容を一通り読み、各章の練習問題のインプットとアウトプットが終わってから最後に過去問を解くのですが、この時思ったよりも点数が取れなかったからと言ってがっかりする必要はありません。

この時点で点数が低いということは、裏を返せば苦手な分野を早期発見できたというわけですから、むしろラッキーなことなのです。苦手分野を見つけたら、解答に書かれている解説をしっかり読み、不明点やあいまいな箇所を片っ端からからつぶしていきましょう。

また過去問を短期間で効率よく解くコツは、5.短期集中で過去問を解くコツは?必ず合格できる2つのカギで詳しく解説します。

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2-3.製図は試験に出題されやすい問題から押さえる

2次元2級の試験には製図の基本問題も出題されます。製図の知識を全部覚えられるならそれに越したことがないですが、実務経験のない初心者の方にとってはかなりハードルが高い課題です。

試験には傾向というものがあります。そこで出題されやすいポイントに絞って学習すれば、未経験者の方でも学習しやすくなるわけです。

実際の製図問題で問われやすい項目は次の5つです。

  • 正しく寸法を記入することができる
  • 正しい形状の断面図を選ぶことができる
  • 正しい形状の投影図を選ぶことができる
  • 一点鎖線や破線など、線の種類を正確に理解している
  • 図面の尺度や用紙・様式を正確に理解できている
  • これら5つは実際の仕事でも大変重要な内容です。これからCADオペレーターを目指すなら、試験対策として覚えるだけでなく始めのうちにしっかりと把握しておくと就職後にもきっと役立つでしょう。

    図面尺度については以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご参照ください。

    参考記事
    【AutoCADの基本作図】用紙サイズと図面尺度・図面範囲設定とクイックセットアップの使い方

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    3.最初に購入すべきテキストは2冊!効果的な勉強方法も解説

    2次元2級の試験対策として、まず用意しておきたいテキストは次にご紹介する2冊です。

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    3-1.CAD教科書 CAD利用技術者試験 2次元2級・基礎 テキスト&問題集

    吉野 彰一 (著)

    【内容紹介】
    豊富な「学習用問題」(コンピュータ教育振興協会提供)を、詳しい解説とともに掲載!2級は試験4回分(章末問題として2回分、巻末に2回分)、基礎は試験1回分の問題を掲載。

    【内容】
    ・CAD資格の中で最もポピュラーな「CAD利用技術者試験」の「2次元2級」「2次元基礎」の学習書
    ・定評のある著者による、試験のポイントを押えた説明

    出典:amazon

    この本は、各章の終わりに練習問題と解答に対する解説がついています。そのため、常に不明点や確認しながらインプットとアウトプットを繰り返して学習を進めることができるので独学での試験対策には大変おすすめです。

    そして巻末には過去問が付いています。同じく解答に対する解説も詳しく載っているので、弱点を克服しやすいというメリットもあります。最低でも4~5回は反復して解いておきましょう。

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    3-2.2018年度版 2次元CAD利用技術者試験2級・基礎公式ガイドブック

    コンピュータ教育振興協会 (著)

    【内容紹介】
    CADと製図の基本技術を身につけよう。試験は公式ガイドブックに準拠して出題されます。2級試験と基礎試験のサンプル問題付き。

    【内容】
    コンピュータ教育振興協会が主催している「2次元CAD利用技術者基礎試験」や「2次元CAD利用技術者試験2級」を受験する人のための公式ガイドブック(学習書)です。CADを仕事で使いこなすために必要な知識をマスターすることを目指します。 基礎試験、2級試験ともに受験資格の制限はありません。2級試験はCADを設計・製図の仕事ですでに使っている人や、これから実務で使う人が主な対象です。CADシステムと製図の問題が出題されます。

    出典:amazon

    先にご紹介した、緑のテキスト1冊だけでも合格したという方も多いようですが、より確実な合格を目指すなら、必ず公式ガイドブックを購入することをおすすめします。

    公式テキストは最新情報が満載です。また2次元2級の本番試験は、公式テキストの巻末にあるサンプル問題と同じ問題が多く出題される傾向にあります。

    試験方法がCBT方式であることからも、常に最新の情報に問題データがアップデートされます。そのため必ず出版年が一番新しいテキストを購入し、試験対策に備えるようにしましょう。

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    3-3.2冊の本を効率よく使い分け!効果的な勉強方法のポイント3つ

    これら2冊の本を使った効果的な勉強方法のポイントは次の3つです。

    • この2冊のテキストをとにかく読み込み、分からない用語を徹底して調べ暗記する
    • 「CAD教科書」の各章終わりにある練習問題を繰り返し解き、しっかりと頭に入れる
    • 巻末の過去問題やサンプル問題を最低でも4~5回は繰り返して解く

    2冊のテキストは、まず表紙が緑色の「CAD教科書」から着手するのがおすすめです。

    こちらは公式テキストよりも、より嚙み砕いて書かれているので、初心者の方にも内容が分かりやすい作りになっています。

    またこのテキストを読み進めるうえで分からない用語が出てきたら、公式ガイドブックの巻末にある用語集で知識を補填しておくとベストです。

    そして一通り解き終わったら、公式ガイドブックを最初からじっくりと読み、巻末のサンプル問題を反復して解いておきましょう。

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    4.試験はCBT方式!解答時の注意点と試験本番の練習方法

    2次元2級の試験は平成25年以降CBT方式が採用されています。

    CBT方式の試験は、ペーパー試験のように問題用紙や回答用紙などの紙を一切使いません。コンピューター上で受験するテスト形式なので、パソコンの画面を見ながらキーボードを使って解答を埋めていきます。

    試験会場では1人につき1台のPCが与えられ、モニタに表示された問題を選び、選択肢の中から正解をマウスでクリックして解答します。次の問題に移るときもすべてマウスを使って問題をすすめていき、試験終了後にその場で合否判定の結果が画面に表示されます。

    ペーパー試験やマークシート試験の場合は合否結果が出るまでに数か月かかる場合がありますが、CBT方式試験はその場で判定結果がすぐに分かるというメリットもあります。

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    4-1.CBT方式試験における3つのデメリットとは?

    一方、CBT方式の試験におけるデメリットは次の3つです。

    • 誤った選択肢に×を付け、消去法を使って正解と区別することができない
    • 問題文の重要箇所に下線を引いたり、印をつけたり書き込むことができない
    • パソコンに慣れていない方には操作方法に抵抗がある場合がある

    ペーパー試験なら、明らかに間違えている解答に×を付けて選択しないように区別することができますが、CBTではそれができません。×を付けることは、見直しをしやすくするというメリットもありますがCBT方式ではそれができないため、1問1問慎重に解く必要があります。

    また問題文の重要と思われる箇所に丸を付けたり、アンダーラインを引くことで解答するのに必要な条件を明確にすることができますが、パソコン画面上では不可能です。特に製図問題において、図形上に直前書き込むことができないので、ペーパー試験に慣れている方は解きづらいと感じるでしょう。

    そういった方は、必ず手元にメモ用紙を用意しましょう。

    そして画面上に出題された設問番号と、その設問に対する条件や図形をメモしながら解答していきます。この時自信のない設問番号に予め印を付けておくと、見直しもスムーズです。

    実際の試験会場にも、各机の上にA4サイズのメモ用紙とペンがそれぞれ用意されています。自己学習の段階からこのような方法で練習しておくと、普段通りの落ち着いた気持ちで本試験に臨むことができるでしょう。

    本番のCBT方式試験は、膨大な問題の中からランダムに選ばれた60問が出題されます。

    ペーパー試験と違って問題用紙を紙に印刷する必要がないので、最新の知識が必要な問題もすぐに差挟むことができます。どんな問題が出題されてもすぐに対応できるよう、最新版のテキスト内容をしっかりと頭に入れておくようにしましょう。

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    4-2.CBT方式で過去問が解ける!本番対策に最適なおすすめサイト

    このようにCBT方式の試験は少しクセがありますが、慣れてしまえば簡単です。

    以下のサイトでは、実際の試験のようにパソコンを使いながら過去問を反復練習することができます。

    CAD利用技術者試験二級練習問題

    また試験タイプは、勝ち抜き戦モードとじっくり解答モードの2タイプがあり、ご自身のレベルに合わせてコースを選ぶことができます。

    じっくり解答モード 勝ち抜き戦モード
    総問題数 435問 435問
    出題数 60問 435問
    ゲームオーバー条件 60問不正解 5問不正解
    制限時間 無し 120秒
    合格条件 正答率80%以上
    こんな人におすすめ はじめてトライする方 過去問を何度も解いた方

    どちらも一問一答形式で出題されますが、まず最初はじっくり解答モードから始めるのがおすすめです。 2冊のテキストを一通り解き終わったら、本番試験に慣れておくためにも是非腕試しに挑戦してみましょう。

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    5.短期集中で過去問を解くコツは?必ず合格できる2つのカギ

    私たちは毎日とても忙しく過ごしています。

    しかし資格取得の対策をするには、1日の中で、なんとか勉強時間を作らなくてはなりません。24時間という限られた時間をできるだけ有効活用するためにも、短期集中で学習し、その分しっかりと結果を出せたらベストですよね。

    では短い勉強期間で過去問を解く時に、一番大切なことは一体何だと思いますか?

    実は過去問は「一から解く」のではなく「そのまま覚える」ことこそがコツなのです。

    試験勉強は、知識をインプットして思考力を高めることであると思われがちですが、いざ思考力を高めたところで本番の試験では残念ながら一切通用しません。

    なぜなら思考を駆使し、終始考え抜きながら問題を解いていたら、制限時間内に解き終えることができないからです。

    知識を頭にインプットすること自体は間違いではありません。

    しかし、やみくもにひたすらインプットするのではなく、試験本番で問題を見たときに「この問題はあの答えだ」とパッと浮かぶようになるように覚えていく必要があります。その時に重要なカギとなるポイントは次の2つです。

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    5-1.問題と解き方のパターンをセットで覚える

    一つ目は「問題と解き方のパターンをセットで覚える」ことです。

    試験問題というのは、どれも「答えの出し方の流れ」と「答えを導くための考え方」の組み合わせで構成されています。

    そのため、この2つがセットになっている部分をひとつずつ覚えるだけでいいのです。このように書くと難しく聞こえますが、具体的な方法は、過去問の解答に書いてある「解説」をそのまま覚えるだけ

    難問こそ自力で解いてみせる!と意気込んでも、そもそも知らない専門知識についてはいくら考えても時間の無駄なうえ、その過程で得るものはほとんどありません。

    そのため、初めて解く問題はまず自力で挑むのではなく、最初に回答を見て解き方のパターンを覚えることが重要です。解答の解説に直接チェックペンを引いて暗記するのもおすすめの方法です。

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    5-2.「なぜそうなるのか?」解答理由を常に意識する

    二つ目は、「なぜそうなるのか?」という解答理由を常に意識することです。

    試験対策では「このような問題はこう解く」「こういった問題はこう考える」といったパターンを、一つひとつ覚えて自分の中に蓄積していくことが重要です。

    そうしていくと、それぞれの解答に対する「なぜそうなるのか?」という理由をいつの間にか理解し、しっかり知識として身に付きます。

    先にも解説した通り、分からない専門用語が出てきたらすぐにその場で調べることも忘れずに。そして基本的な知識が身に付いてきたら、次は「解き方」のパターンを覚えましょう。

    そしてその時に、必ず意識していただきたいのは次の3つです。

    • 問題
    • 解答
    • なぜそうなるのか?
    • 「なぜそうなるか?」については、解答に対する解説をしっかりと読み込むことで自ずと身に付くはずです。

      ぼんやりと何も考えずに過去問に目を通すのではなく、この3点を必ず意識しながら1問1問しっかり見て解いていくようにしましょう。

      建築CAD検定などは実際にCADを使ってゼロから図面を描く必要があるためこの学習方法は通用しませんが、多くの試験ではゼロから自分で考えて答えを導き出す「思考力」は一切必要ありません

      その試験においてのベースとなる基本知識と、それらを組み合わせて解答を導く方法さえ身につければ、どのような問題でも短期間で確実に解けるようになります。

      そのためには、分からない用語を調べて覚えたあとは、ひたすら問題を解き、パターンと傾向をしっかりと体得する、というフローが最も重要であるというわけです。

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      6.受験料や申し込み方法は?試験詳細と合格基準・合否判定

      2次元CAD利用技術者試験2級の試験詳細は次の通りです。受験料や申込み方法の他、試験内容や合格基準を確認するためにも、最後にもう一度チェックしておきましょう。

      • 受験資格
      • ・特に制限はありません。

      • 受験料
      • ・受験料:5,500円+消費税

      • 受験対象者
      • ・CADに関する専門知識(CADシステム、製図)とCADシステムを利用し
         設計・製図業務を行ううえで必要な知識を修得している方。
        ・CAD関連業務就業者ならびにそれに準じる知識および技能を有する方を想定して試験を行います。

      • 試験形態
      • ・筆記試験 (全国にある専用のCBT試験会場で実施)

      • 試験時間
      • ・60分

      • 試験方法
      • ・CBTシステムによる多肢選択方式(60問)

      • 試験内容(分野)
      • ・CADシステム
        CADシステムの概要と機能、CADシステムの基本機能、CADの作図データ、
        CADシステムとハードウェア、CADシステムとソフトウェア、ネットワークの知識、
        情報セキュリティと知的財産、CADシステムの運用・管理と課題、3次元CADの基礎知識

        ・製図
        製図一般、製図の原理と表現方法、製図における図形の表現方法

      • 出題比率
      • ・CADシステムの知識:60% 製図の知識:40%

      • 合格基準
      • ・CADシステム分野・製図分野が各5割以上、および総合が7割以上を合格基準

      • 合否判定
      • ・合否判定の通知は試験終了後、その場で画面に表示されます。
        ・合否の確認画面が表示されたら印刷し、受付で試験結果レポートを受け取りましょう。
        ・合否判定通知書(PDF)は、試験翌日10:00以降に「マイページ」で確認が可能です。
        ・なお合否判定通知書は、受験年度の翌年の4月30日までダウンロード可能です。

      • 申し込み方法
      • ・新たに試験に申し込む場合は試験申込みサイトにて基本情報を登録しましょう。
        ・詳しい申し込み方法はこちらの公式サイトをご確認ください。

        出典:一般社団法人コンピュータ教育振興

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        7.まとめ

        2次元CAD利用技術者試験2級の資格試験は、CBT方式の一問一答に慣れていないと、制限時間内に解き終えるのが難しい傾向にあります。

        そのため本試験の時間配分を身に付けておくという意味でも、たくさんの過去問を解き、練習サイトを使って本番さながらの試験にも慣れておくことは非常に効果的な方法です。

        過去問をひたすら解いていくと「こういう問題にはこういう解き方を当てはめればいい」といういくつかのパターンがあることが分かってきます。

        過去問や練習問題を解くにあたっても「この問題はどう解けばいいんだっけ…?」と考え、手が止まってしまっているようでは、まだまだ不完全です。

        本試験前までに、1日1時間でも意識的に時間を作り、解き方のパターンをひとつでも多く覚えておきましょう。そして、問題を見たらパッと答えが浮かぶようになるまで繰り返し練習をしておけば、本番でも条件反射で解答が思い浮かび、楽々合格できるはずです。

        2次元2級資格に合格したら、1級試験に向けて実際のCAD操作にもトライしてみましょう。

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