【2019年】ハンドメイド家具を売るなら?人気販売サイト9社徹底比較
この記事では、ハンドメイド家具を出品できる販売サイト&フリマアプリを厳選9つご紹介。各サイトの特徴・メリット・デメリットについても詳しく解説。「趣味で製作した家具を販売したい」「手作りインテリア雑貨はどこで売るの?」とお悩みの方は必見です!「販売手数料が一番安いのは?」「オーダーメイド家具を売るには?」などなど販売先の選び方についても徹底比較。これを読めば初心者さんもすぐに出品デビューできますよ◎
目次
1.ハンドメイド家具の販売におすすめ!人気販売サイト9選
天然木や無垢材で手作りしたハンドメイド家具は、今や大人気。さまざまなインテリアテイストに合わせた家具を、趣味で手作りする人が近年急増しているのだとか。
あれこれ作っているうちに「家具が増えすぎて置き場所に困ってしまった…」なんていう方も中にはいるのではないでしょうか。
そんな時は、インターネットのハンドメイドマーケットで作品を販売してみましょう。
「アマチュアが作った家具でも本当に売れるの?」と思われた方も、ご安心ください。
ハンドメイド専用の販売サイトやフリマアプリなら、プロ・アマ問わず手作り作品を出品することができるんです。
今回は、手作り家具の販売におすすめのサイトやフリマアプリを9つご紹介。どのサイトもスマホ1台あればいつでも出品が可能ですよ。
ぜひあなたに合った販売サイトを見つけて、オリジナル作品を売りに出してみましょう!
1-1.minne(ミンネ)
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:10%(税込10.8%)
- 振込手数料:176円
- 振込最低金額:1,000円
- 振込日:月末締め・翌月末払い
- スマホアプリ:あり
特徴
テレビCMでもお馴染みのminne(ミンネ)は、今や誰もが知る有名なハンドメイド作品販売サイト。「ハンドメイド」と聞けば、真っ先にミンネをイメージする方も多いのではないでしょうか?
そんなミンネには、現在53万人の作家さんが登録。ハンドメイド家具のカテゴリには、クオリティの高い手作り作品がずらりと出品されています。
アプリのダウンロード数はなんと200万超え。お互いをフォローし合えるSNSのような機能が付いているので、フォロワー数が増えれば作品の注目度もアップします。
またハンドメイド作家向けに、ワークショップや勉強会も開催。売れる商品ページの作り方や、写真の撮影の仕方、販売価格の決め方などを学べるメリットも◎
独自のハンドメイドイベントも定期的に開催しているので、実際に作品を見て貰えるチャンスもありますよ。
※2018年6月、ハンドメイドマーケット「 tetote(テトテ) 」はminne(ミンネ)に統合されました。
メリット
- 知名度が高く利用者数も多いので、作品が売れやすい
- 出品方法がとっても簡単、アプリも操作性が抜群で使いやすい
- 個人専用ページで、作品をギャラリーのように一覧表示できる
- 他サイトのように、振込手数料を安く抑えることができない
- 月末入金翌月1日の発送の場合は、翌々月の売上に計上される (商品を発送完了した時点で売り上げ確定となるため)
- 月末の売上金が1,000円に満たない場合は、自動的に翌月に繰り越される (翌月の売り上金も1,000円に満たなかった場合は、さらにその翌月に繰り越される)
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:10%(税込10.8%)※2※3
- 振込手数料:3万円未満:172円/3万円以上:270円※1
- 振込最低金額:設定なし
- 振込日:振込申請月の翌月末払い
- スマホアプリ:あり
- 振込先をジャパンネット銀行にすると、振込手数料を54円まで下げることが可能
- 売上金をため続け、自分の好きなタイミングで振込申請することができる
- 新宿ルミネに「Creema Store」という常設のリアル店舗がある
- 出品者数が多いので、「期待していたほど売れない」と言う意見もちらほら見かける
- 作品紹介ページがアレンジ不可のため、オリジナリティを出すには作品で勝負するしかない
- 類似作品が横並びに表示されるため、他のハイクオリティの作品と容赦なく比べられてしまう
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:20%(税込21.6%)
- 振込手数料:3万円未満:172円/3万円以上:270円※1
- 振込最低金額:173円
- 振込日:月末締め・翌月20日払い
- スマホアプリ:あり
- 振込先をジャパンネット銀行にすると、振込手数料を54円まで下げることが可能
- 月の半ばで一旦入金して貰えるので、資金繰りがしやすい
- ユーザーの購入履歴や評価を第三者に閲覧されない
- 購入手続きをされた時点で、出品者の住所・本名・連絡先がすべて相手に開示されてしまう
- プロの作り手やセミプロの家具職人が多いので、ハンドメイド家具初心者には適さない
- 300円から売ることが可能だが、販売手数料が高いので低額商品を中心とした出品には向かない
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:12%(税込12.00%)※1
- 振込手数料:無料
- 振込最低金額:設定なし
- 振込日:作品が到着した日(作品到着の連絡があった日)の翌月末※1
- スマホアプリ:なし
- 販売手数料が税込み価格であるうえ、振込手数料も無料である
- 渋谷店7Fのギャラリースペースで、自分の作品を展示販売して貰える
- 作家同士でリアルな交流を図ることができる
- 他の販売サイトと比べて、家具の出品数が少なめである
- プロ並みのクオリティ作品ばかりが出品されているので、手作り初心者には不向き
- 高額商品を中心に構成されているので、中級~上級者向けの販売サイトと言える
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:無料※1
- 振込手数料:3,000円未満:160円/3,000円以上:無料
- 振込最低金額:161円
- 振込日:1~15日23:59までの申請:同月20日/6日~月末23:59までの申請:翌月5日※2
- スマホアプリ:あり
- 新しいサービスなので、出品デビューの方でも比較的売りやすい
- 今からの出品デビューでも、売れっ子作家になれる可能性が非常に高い
- 現在販売手数料が無料、振込手数料も安価、振込対応も早い
- 他の販売サイトと比べて知名度が低いため、まだまだユーザー数が少ない
- 出品者側も購入者側も、匿名取引ができない
- 現在開催中の出品キャンペーンが終了すると、販売手数料(10%+税)がかかる
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:10%(税込)
- 振込手数料:200円※1
- 振込最低金額:211円以上
- 振込日:毎週月曜日締・振込申請締切日から数えて4営業日目※2
- スマホアプリ:あり
- ユーザー数が圧倒的に多いので、作品が売れやすい
- 売上金をすぐに振り込んで貰えるので、資金繰りが楽にできる
- 使い勝手がよくサポート体制も万全なので、初心者でも安心して取引できる
- すぐに値下げ交渉をされる、またはしつこく値切られる場合がある
- 全体的に価格相場が低いので、高値ではなかなか売れにくい
- 購入後に料金を振り込まない等の、悪質な購入者も一定数いる
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:3.5%(税別)※1
- 振込手数料:1万円未満:210円/1万円以上:無料※2
- 振込最低金額:211円以上
- 振込日:最短当日※1
- スマホアプリ:あり
- 決済時に楽天ポイントが使えるので、楽天ユーザーに購入してもらいやすい
- 売上金の入金が最短翌日振込なので、資金繰りが楽にできる
- 出品者側が購入前申請を設定することで、購入者を選ぶことができる
- メルカリよりもユーザー数が少ないので、すぐには売れにくい
- メルカリよりも売買手順が多いので、早く売りたい人には不向き
- 定額配送の料金が少し高め、困ったときのサポート体制がイマイチという声も
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:無料
- 振込手数料:なし
- 振込最低金額:なし※1
- 振込日:なし※1
- スマホアプリ:なし
- 諸費用がすべて無料なので、売上金のすべてが手に入る
- サイトを通じて、実店舗のショップやギャラリーの宣伝ができる
- 作家と購入者が、交流を楽しむ場としても利用できる
- 他サイトと比べて知名度が低いためか、ユーザー数が少なめ
- 出品者の住んでいる地域の他、年齢や性別までプロフィール欄に開示される
- 無料で運営されているため、販売サイト内に広告表示が多い
- 登録料:無料
- 月額利用料:無料
- 出品手数料:無料
- 販売手数料:売上金<商品+送料>の6.6%(税込)+40円
- 振込手数料:2万円未満:250円+事務手数料500円/2万円以上:250円※1
- 振込最低金額:751円以上
- 振込日:申請日から10営業日
- スマホアプリ:あり
- アメブロやインスタと連携して販売することができる
- 細部までこだわったオリジナルデザインの個人ショップを簡単に作れる
- クーポン発行やメルマガ配信、ショップロゴ作成などのオプション機能も無料で使用可能
- ネットショップ開設という扱いになるので「特定商取引法に基づく表記」の記載が必要となる
- WEBの販売サイトがないため、販売も購入もすべてアプリのみで行う必要がある
- SNSやブログを駆使して、自ら積極的に宣伝を行い集客する必要がある
デメリット
1-2.Creema(クリーマ)
※1 振込先をジャパンネット銀行にすると、振込手数料が54円となり最大216円お得に
※2 2019年5月1日付にて、一律10%(税別)に改定
→旧:各期間の売上金が合計21万円を超えた場合、翌期間の販売手数料が8%に下がる
(12か月を3ヶ月ごとに4分割した、各3ヶ月の期間ごとに決定)
特徴
アジア圏最大のハンドメイドマーケット・Creema(クリーマ)には、ハイクオリティの家具が揃い踏み。iichiほどではないものの、市販品に近いお洒落な家具が国内外からたくさん出品されています。
ハンドメイド家具以外のインテリア商品では、照明や雑貨類の人気も高いようです。また3ヶ月の売上合計が21万円を超えた場合、翌月から販売手数料が8%に下がるのというのも嬉しいポイント。
売上額が大きいほど販売手数料が下がるので、たくさん売れる見込みがある方には特におすすめのサイト言えるでしょう。
流行の「男前インテリア」や「ブルックリンスタイル」など、カフェ風DIYが得意な方はぜひチャレンジしてみる価値がありそうです。
メリット
デメリット
1-3.iichi(イイチ)
※1 振込先をジャパンネット銀行にすると、振込手数料が54円となり最大216円お得に
特徴
iichi(イイチ)の魅力は、国内だけでなく海外へ向けて販売することが可能であること。
出品作品の価格設定は比較的高めですが、それだけ本物志向の家具が出品されている証拠でもあります。
人気の木工作家や家具作家も利用しているだけあって、ハイセンスな家具がたくさん集まっているのもイイチの魅力。
販売手数料が20%と他サイトより少し高めですが、本格オーダー家具も売りやすくなっています。
個人の作家さん以外にも、工房やメーカーも出店していることから、ミンネと比べると、シンプルで飽きのこない「大人テイスト」な商品が多いのも特徴。
腕に自信のある方は、ぜひイイチへの出品にトライしてみてはいかがでしょうか。
メリット
デメリット
1-4.Hands Gallery Market(ハンズギャラリーマーケット)
※1 送料除いた作品代金に対して12% ※2 購入者より作品到着の連絡がない場合、発送通知から2週間で自動的に取引完了となる
(その場合、取引完了した日の翌月末が振込日となる)
特徴
ハンズギャラリーマーケットは、2013年に生まれた東急ハンズが運営するハンドメイド作品の販売サイト。
WEB上のマーケットだけでなく、東急ハンズ渋谷店の7Aフロア「HINT7」の常設ギャラリーで商品を展示できるのが最大の魅力。展示場は、他の作家さんと交流する場としても楽しむことも可能です。
また、税抜価格で販売手数料を表示しているサイトが多い中、ハンズギャラリーマーケットは税込12%と良心的。
家具カテゴリもそれなりの出品数がありますが、家具というよりはインテリア雑貨の作品が多い傾向にあるよう。
振込手数料もハンズが負担してくれるので、少しでも多く売上金を手に残したい方にはぜひおすすめです。
メリット
デメリット
1-5.【サービス終了】ココナラハンドメイド
※1 販売手数料0円キャンペーン終了後、販売手数料率は10%+税となる
※2 売上金は120日以内に振込申請が必要
特徴
2017年にスタートした新しいハンドメイドマーケット、ココナラハンドメイド。ミンネやクリーマと似た、使い勝手の良い作りが特徴です。
他サイトでは有名な人気作家さんも、ココナラハンドメイドではゼロからのスタート。
ミンネやクリーマなどの老舗マーケットと比較しても作家数が少ないことからも、これから自分の作品を売り込みたい方にはもってこいの場と言えます。
特技やスキルを売買することができる「ココナラ」利用者なら、同時に閲覧回数を稼ぐことも可能ですよ。
家具やインテリア雑貨の出品数は、現在約5000点ほど。3,000円以上の売上で振込手数料が無料になるので、少額商品でも気軽に売りやすいというメリットも◎
販売手数が無料ということで一躍人気を集めていましたが、残念ながら2019年8月27日をもってサービスの提供が終了となりました。
詳しい内容は、以下の公式サイトをご参照ください。
■参考:【重要】2019/8/27をもって、「ココナラハンドメイド」のサービス提供を終了いたします
メリット
デメリット
1-6.メルカリ
※1 2019年4月23日付にて、振込手数料が一律200円(税込)に改定
→旧:1万円未満:210円/1万円以上:無料
※2 営業日は土・日・祝、年末年始(12/30~1/3)を除く平日のみ
(振込申請完了日から振込日までの間に祝日・年末年始を挟むと、振込日がその日数分遅れる)
※3 お急ぎ振込を利用する場合は、通常の振込手数料に加えて別途200円(税込) 発生する
特徴
アプリダウンロード数7000万超えのメルカリは、フリマアプリ界の絶対的王者。
どのカテゴリの出品数もダントツ多く、売れ筋の人気商品はなんと出品開始10秒で売れてしまうことも!
メルカリはハンドメイド作品専門のマーケットではありませんが、ハンドメイド品を出品するための専門カテゴリが用意されています。
ユーザーも10代から60代と幅広い層の方が利用しているので、さまざまな方に作品を見てもらえるというメリットも。1点物で、なおかつお手頃価格な作品であれば、すぐに買い手が見つかるでしょう。
運営側のサポート体制も充実しているので、取引上でのトラブルにもすぐに対応して貰えます◎
匿名配送システム「らくらくメルカリ便」を利用すれば、双方の個人情報を開示することなく取引することが可能。大型荷物にも対応しているので家具の配送にも困りません。
メルカリライブチャンネルを使えば、ライブ放送で実況しながら作品を売ることができますよ。
メリット
デメリット
1-7.ラクマ(旧フリル)
※1 2019年10月1日、増税に伴い手数料が税別3.5%に
→販売手数料は実質3.85%となる
※2 振込先の指定が、楽天銀行口座の場合のみ
特徴
楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」(旧フリル)は、女性ユーザーが圧倒的に多いのが特徴。
そんな理由からか、スピーディーな取引が特徴のメルカリと比べて、のんびりマイペースに出品している方が多い印象も。
また楽天銀行口座を開設しておくだけで、さまざまな恩恵を受けられるのもラクマの強み。売上金の振込先を楽天銀行に指定した場合、なんと最短で当日振込も可能!
他銀行でも翌営業日もしくは翌々営業日に振り込まれるので、販売サイトの中でもダントツの速さと言えるでしょう。
販売手数料も3.5%と格安。仮に1万円で作品が売れた場合、メルカリとラクマでは売上金に650円もの差が出ることに。
メルカリ同様、匿名配送にも対応していますが、その際に指定できる配送業者は日本郵便のみ。
現在ハンドメイドカテゴリには、6万点以上もの家具や雑貨が展示されています。既に楽天会員であれば、今すぐに出品できますよ◎
メリット
デメリット
1-8.SOWZO(ソーゾ)
※1 購入者と直接やり取りして取引ルールを決める
特徴
あらゆるジャンルのハンドメイド作家さんや、アート作家さんの活動応援を目的とした、SOWZO(ソーゾ)。
他の販売サイトとの決定的な違いは、販売手数料や振込手数料などの諸費用がすべて無料であるということ。
その代わり、販売成立後の取引については、作家さんと購入者が直接やり取りします。そのため、決済方法、配送方法、返品の可否などについての取引ルールは、作家自身で決めなくてはなりません。
他には、手づくり市やアートイベントのスケジュールを、サイト上で告知できるサービスも。さらに、規則的に開催するイベントは自動再告知してくれる、という便利な機能も付いています。
ハンドメイド家具もそこそこ出品されているので「まずは無料で始めたい」という方には、ぜひおすすめですよ。
メリット
デメリット
1-9.BASE(ベイス)
※1 振込手数料は一律250円。
ただし振込申請額が2万円未満の場合、事務手数料が500円加算される。
特徴
テレビCMで一躍名が知れた「BASE(ベイス)」は、無料で個人ショップを開設できるECサービスです。
他の販売サイトと違う点は、フリマやハンドメイドマーケットではなく、あくまで「個人のお店」を開店するということ。
ハンドメイド家具の販売も数多く、すでに30万以上のショップがオープンしています。
集客や宣伝などのサポート体制も万全なので、店長気分を味わいながら出品することが可能。
インスタやアメブロと連動させながら作品を販売できるので、メインの集客媒体ありきで作品を売りたい場合にもおすすめです。
しかし、逆に言えばアプリ自体の集客機能が弱いので、ブログやSNSを使って自分で宣伝をする必要があります。
とはいえ、初心者でも使いやすいアプリなので、自分のお店を持ちたい方にはうってつけのサービスと言えるでしょう。
メリット
デメリット
2.手数料が一番お得なのはどこ?人気サイト8社を徹底比較
登録料・月額利用料・出品手数料は、どの販売サイトも基本的にすべて無料。ですが、販売手数料や振込手数料については、各販売サイトによって大きな違いがあります。
では、最も手数料を抑えて出品できるのはどこの販売サイトなのでしょうか?
販売サイト | ユーザー層 | 販売手数料 | 振込手数料 |
---|---|---|---|
SOWZO | 年齢層高め、男女 | 0.00% | 0円 |
ラクマ | 20代~40代の女性 | 3.85% | 0円~210円 |
メルカリ | 10代~60代の男女 | 10.00% | 0円~210円 |
minne | 20代~30代の女性 | 10.80% | 176円 |
Hands Gallery Market | 年齢層高め、男女 | 12.00% | 0円 |
Creema | 20代~40代の女性 | 12.96% | 172円~270円 |
iichi | 30代~50代、男性多め | 21.60% | 172円~270円 |
BASE | 20代以上のインスタユーザー | 6.6%+40円 | 250円~750円 |
販売手数料と振込手数料が安い順に並べて見ると、すべて無料で使えるSOWZOがダントツの最安値となりました。
BASEについては、販売手数料が6.6%+40円とメルカリよりも安値ですが、振込手数料に幅があるため一番最後に掲載してあります。
SOWZOも手数料が0%となっていますが、サポートが一切ないということとユーザー層に偏りがあるため、すべての出品者におすすめであるとは言えません。
となると、手数料が税込み3.85%のラクマが一番おトクに出品できるはずです。
そうは言っても「手数料の安さよりも、確実に売っていきたい!」ということであれば、ユーザー数が一番多いメルカリか、ハンドメイド作品に特化したミンネあたりが一番出品しやすい販売サイトと言えるでしょう。
3.販売サイトは相性が大事!各社のユーザー層もチェックしよう
また自分の作品を出品するにあたって一番大切なことは、販売サイトとの相性です。
上の表にあるとおり、各ハンドメイドマーケットはそれぞれのユーザー層がある程度決まっています。ということは、ユーザーの客層が異なる場合、いくら素晴らしい作品を作って出品しても、多くの人に見てもらえる可能性が限りなく低いということ。
そうなるとせっかく売れるはずの作品も、日の目を見ないまま終わることにもなりかねません。
ですので、まずは各販売サイトの雰囲気や出品されている作品の傾向をチェックし、自分の作品に合ったターゲットや作風のサイトで販売するようにしましょう。
4.初心者におすすめの販売サイトは?目的別マーケットの選び方
数ある販売サイトの中でも、利用ユーザー数が多いminne(ミンネ)とメルカリは集客力が抜群です。
ハンドメイド作品を売るならミンネが一押しではありますが、作品の方向性が定まっていない初心者さんの場合、まずはメルカリから始めてみることをおすすめします。
なぜなら、ユーザー層が幅広く一番敷居の低いメルカリを使いこなせるようになれば、他のフリマも簡単に使えるようになるからです。いずれ取引に慣れてきたら、必要に応じてハンドメイド作品に特化した販売サイトやフリマを使い分けるとよいでしょう。
ラクマは販売手数料が3.5%と安く、楽天銀行を持っていると10,000円以上の振込手数料が無料。さらに購入者向けの割引クーポンも頻繁に配布しているため、タイミングが合えば購入してもらえる可能性が高いはず。
メルカリとラクマを比較してみると、3,100円以上で出品した場合なら、販売手数料と配送価格の差からも利益はラクマの方が出る計算となります。しかし、利用ユーザー数・販売手数料・配送サービスの価格を考慮すると、メルカリの方が早く売れて安く配送できるというメリットが得られるでしょう。
また本格オーダー家具を売りたいなら、iichi(イイチ)がおすすめ。全体的に粒ぞろいのハイクオリティ作品ばかりですが、良質なものは高価格でも確実に売れています。腕とセンスに自信のある方は、ぜひトライしてみる価値がありそうです。
もしあなたがカフェ系家具を売りたいのならば、Creema(クリーマ)を選びましょう。イイチほどのクオリティがなくても売れやすいので、スキルアップのとっかかりとして出品してみるのもおすすめですよ。
5.販売サイトは何社に登録すべき?初出品する時の注意点
「販売サイトでの取引経験がゼロ」という初心者さんは、まず1社へ登録して販売をスタートしてみましょう。
家具のような大型商品の場合、本やゲームのように、コンビニやポスト投函で手軽に発送することはできません。それに取引に慣れてないうちに複数で掛け持ちすると、それぞれのサイトで同時購入されてしまった場合、トラブルの原因となる場合もあります。
また、メルカリやラクマなどでは、他サイトで同時出品することを基本ルールとして禁じています。
どうしても複数サイトに同時出品したいのであれば、メルカリやラクマは必然的に選べなくなりますが、それ以外の販売サイトで出品する際も、事前に各社のルールをしっかり確認するようにしましょう。
とはいえ、あちこちで同時に作品を販売していると、やはり出品作業が煩雑になりがちです。まずは売買取引に慣れるためにも1社の販売で評価数を増やし、作家としてのブランディング実績を積み上げておくのがベストと言えます。
6.素敵な商品を手作りして売れっ子家具作家を目指そう!
ハンドメイド家具の出品におすすめの販売サイトについて詳しくご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
「本格的な家具も作ってみたい!」と考えている方は、いずれは家具の設計図も書けるようになるとベスト。そうすれば、ハイクオリティな手作り家具も簡単に作れるようになるでしょう。
設計図はもちろん手描きで作成することもできますが、パソコンを使って設計図を描くには「CAD(キャド)」という設計ソフトが必要です。
「そもそもCADってなに?」「設計図ってどう描くの?」「ちょっと興味はあるけど何だか難しそう…」と思われた方には、無料で学べるCADスクールがおすすめ。
CADの操作方法を基礎から分かりやすくレクチャーして貰えるので、はじめての方でも安心して通っていただけますよ。
基本的なパソコン操作ができれば、設計に関する専門知識は一切不要。さらに就職までサポートしてくれるので、CADを使った仕事をしながら、副業として家具作家を目指すことだって可能です。
少しでも気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
市販の家具には及ばないまでも、一つひとつの工程を手作業で行うハンドメイド家具は、その味わい深さが魅力。ぜひあなたの作風に合った販売サイトを見つけて、出品デビューをしてみましょう!